プラズマ（2021年生、母フレンチナデシコ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランデファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって418万円で落札された。

2歳（2023年）

6月23日、デビュー戦は山口達弥騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

7月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のコリウス賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したトレイルリッジに3/4馬身届かず2着となった。

9月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦のスズムシ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったカタルシスをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のトーシンブリザード・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったバハマフレイバーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月25日、中3週で迎えた6戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3歳（2024年）

1月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳戦のインテリパワー・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（6戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山口達弥騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口達弥騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山口達弥騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4月12日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山口達弥騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のフロックススプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山口達弥騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で山口達弥騎手（12戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したスマイルナウに半馬身届かず2着となった。

9月24日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、ハギスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山口達弥騎手（13戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のブルーミングヒルに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月21日、中3週で迎えた15戦目は、秋陽特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山口達弥騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイメイタマナを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って2勝目を挙げた。

11月20日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の全国植樹祭開催200日前記念賞（浦和ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は16戦連続で山口達弥騎手（15戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張ったが、最後はアイスヴィスタと並んで4着同着となった。

12月17日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、スペクトロライト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山口達弥騎手（16戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2025年）

1月8日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた18戦目は、ハンデ戦の初富士特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で山口達弥騎手（17戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた19戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、スイートピー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた20戦目は、桜梅桃李賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。