ハニートラップ（2019年生、母レッドルシアン）

ハニートラップ（2019年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「色仕掛けによる諜報活動」。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時16歳）と交配したレッドルシアンが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はグローリーファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、早川雅一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YUKIDENDOによって231万円で落札された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月27日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は406kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月11日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2022年）

5月21日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月28日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月2日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた6戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた7戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝城ヶ崎莉嘉生誕特別（高知ダート800m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したウインチャチャを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のファーストプライズを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のたつやさん誕生祭特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた12戦目は、凜空くん生誕1年特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で井上瑛太騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 17（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上瑛太騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で井上瑛太騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で井上瑛太騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたファーストプライズ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた18戦目は、2022ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のダグザを半馬身振り切って制した。

4歳（2023年）

1月18日、中2週で迎えた19戦目は、ひがしやま特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

3月5日、連闘で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた24戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

6月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシゲルカーフレイズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた26戦目は、しし座特選（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた27戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、半夏生特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

7月23日、中1週で迎えた28戦目は、サンシャイン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた29戦目は、立秋特選（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた30戦目は、夕凪特選（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のトプカプパレスをクビ差振り切って勝利をモノにする

10月14日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた34戦目は、うまかつJC 2nd 第2戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉本隆記騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉本隆記騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた36戦目は、C2-3組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉本隆記騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月23日、中1週で迎えた37戦目は、合林海斗騎手を鞍上に迎えて、冬至特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5歳（2024年）

1月7日、中1週で迎えた38戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で合林海斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた39戦目は、うまかつJC 2nd 第7戦（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で合林海斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた40戦目は、CLUB RIO記念（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で合林海斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた41戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。