ウーマッハ（2014年生、母ダラス）
Umach
2014.05.21
ウーマッハ（2014年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬とマッハ（音速）より」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードアルティマ（当時14歳）と交配したダラスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山春牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上500万下(牝)。
経歴
デビュー前
古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2016年）
7月9日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。
7月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。
8月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。
9月24日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
11月5日、中5週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。
3歳（2017年）
2月18日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。
4月16日、中7週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のスペランツァに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
4月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。
8月20日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。4着に入った。
9月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
10月22日、中6週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノクイーンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月3日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（3戦2勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。
12月16日、中5週で迎えた14戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい18着に終わった。
4歳（2018年）
2月10日、中7週で迎えた15戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。
4月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（4戦2勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
9月2日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に入った。
10月27日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（2019年）
5月5日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月5日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラスの飛翔特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（6戦2勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月26日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（7戦2勝）。17頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（8戦2勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。
6歳（2020年）
2月16日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（9戦2勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。