エムティジーク（2023年生、母リレミト）

M T Sieg

2023.04.08

エムティジーク（2023年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のダノンプレミアム（当時8歳）と交配したリレミトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今 牧場。主な勝ち鞍は2025年の向日葵特別。

経歴

デビュー前

佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2025年）

6月8日、デビュー戦は中島龍也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパードリーム（金沢ダート900m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。馬体重は427kg。4頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで踏ん張ったが、勝ったリュウノタイタンに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

7月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の文月特別（金沢ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、カミノメノルカに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の向日葵特別（金沢ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノトフェニックスに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月14日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦の石川テレビ杯（金沢ダート1400m 小雨/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケーズコマクサに6馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月28日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のネクストスター金沢 金沢出走実績馬（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のグラシアレスに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月24日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーゼに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。