マルブツブレベスト（1993年生、母ノトテスコ）

マルブツブレベスト（1993年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時21歳）と交配したノトテスコが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3歳（1996年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクインプラネットを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

6月9日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（1997年）

5月18日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で福永祐一騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。