タケノクロス（1994年生、母ナデイラー）

Takeno Cross

1994.03.06

タケノクロス（1994年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時10歳）と交配したナデイラーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武岡牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は1998年の一般C5チ。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

11月3日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

3歳（1997年）

6月22日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた4戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月7日、中9週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

12月25日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ワ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた10戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヌ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた11戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ル（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ヌ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

2月15日、中1週で迎えた13戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般C5リ（宇都宮ダート1400m 雪/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5チ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカンオーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月20日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。