コトブキサクセス（1991年生、母スカイマキ）

コトブキサクセス（1991年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のコマツタイム（当時13歳）と交配したスカイマキが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部政志。戦績は、中央平地10戦2勝、地方22戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年のアラ系3歳オープン。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

6月19日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒシノパルスに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月7日、中6週で迎えた2戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。4頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

9月26日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、アラ系3歳オープン（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳400万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（3戦1勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（5戦1勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナッキーブライトを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3歳（1994年）

1月29日、中7週で迎えた9戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1000m 雪/稍重）に牝馬ながら51kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳オープンのシュンエイ記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月4日、中7週で迎えた11戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサツキマロットからアタマ差の2着に惜敗した。

10月4日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、原哲也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原哲也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のセンリークインに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

11月25日、中3週で迎えた18戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1995年）

1月14日、中6週で迎えた19戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 雪/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は原哲也騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原哲也騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、紅梅特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原哲也騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた23戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオグリシーザーから1馬身半差の2着となった。

4月6日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた25戦目は、山吹特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は原哲也騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原哲也騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原哲也騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原哲也騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で原哲也騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた30戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルボーイに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月17日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は原哲也騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原哲也騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。