ハートフルシーン（2017年生、母フラワーハート）

ハートフルシーン（2017年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「心のこもった＋場面」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時19歳）と交配したフラワーハートが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。主な勝ち鞍は2019年の珠洲正院の秋祭り特別。

経歴

デビュー前

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

6月22日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は414kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた3戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディヴェルトに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の珠洲正院の秋祭り特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミリオンダッシュに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月29日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢プリンセスカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

11月24日、中7週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の師走も楽天競馬で楽しみま賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦の金のなる木賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。