アローカシア（1989年生、母グロリーベル）

Arrow Cassia

1989.02.10

アローカシア（1989年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時11歳）と交配したグロリーベルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の3歳。

経歴

デビュー前

鏑木文一郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1991年）

8月12日、デビュー戦は立花貢騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラスバルに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で立花貢騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイメロデーをハナ差制して制した。

10月21日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で立花貢騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦の東京3歳優駿（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で立花貢騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1992年）

1月10日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で立花貢騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月3日、中7週で迎えた6戦目は、3歳戦の桃花賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で立花貢騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で立花貢騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったランディシスコから1馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた9戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

4歳（1993年）

1月16日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

5月15日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

7月10日、中7週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

8月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月3日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。