カノヤアカツキ（2009年生、母エイシンアーバン）

カノヤアカツキ（2009年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時9歳）と交配したエイシンアーバンが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はエンドレスファーム。戦績は、地方19戦1勝2着1回。2011年のプリンセス賞(牝)で2着に入った他、2012年の花吹雪賞(牝KJ3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エンドレスファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

古賀光範厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2011年）

7月10日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミズホダイスキを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のシリウス賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月23日、中7週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのプリンセス賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったガイヤクインから2馬身差の2着となった。

3歳（2012年）

1月22日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳KJ3の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた5戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳KJ3の飛燕賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の鯱の門特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた7戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の耶馬渓特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた9戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の青島特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の高千穂峡特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた16戦目は、ウインター特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4歳（2013年）

1月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月10日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた19戦目は、フリージア賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。