ナリタレミー（2000年生、母オースミメリー）

ナリタレミー（2000年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女性名の愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のオースミタイクーン（当時9歳）と交配したオースミメリーが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

7月5日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず13着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた4戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、平圭洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平圭洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず最後はホクセツプリンスと並んで9着同着となった。

4歳（2004年）

1月28日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

3月19日、中6週で迎えた8戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（姫路ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。