シゲルハクチョウザ（2010年生、母シゲルオクタゴナル）

シゲルハクチョウザ（2010年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋はくちょう座」。毛色は栗毛。種牡馬のストーミングホーム（当時12歳）と交配したシゲルオクタゴナルが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地3戦0勝、地方29戦3勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

10月6日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

3歳（2013年）

2月16日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた4戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミステリーガールに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月15日、中2週で迎えた12戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアマクサタカラジマをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

9月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキャノンボールに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月9日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳戦の光速賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4歳（2014年）

1月3日、中1週で迎えた20戦目は、4歳C3三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた21戦目は、4歳C3三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳C3三四ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳C3二（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月17日、中5週で迎えた24戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5月22日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた26戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた29戦目は、秋初月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月3日、中1週で迎えた30戦目は、月見草賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた31戦目は、月見月賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

8月30日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（15戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。