マツキャロル（1985年生、母シヤダイムーン）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

3月26日、デビュー戦は佐藤吉勝騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月17日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤吉勝騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、国兼正浩騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で国兼正浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月24日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトワノビクトリーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の相馬特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、バーバレラにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の伊達特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月18日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で吉沢宗一騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたキコウシ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4歳（1989年）

6月11日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は佐藤吉勝騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上400万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の瓢湖特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤吉勝騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインフォルテを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月26日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の佐渡ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。