テスティファイ（2020年生、母トコワカ）

テスティファイ（2020年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「証言する」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時15歳）と交配したトコワカが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は笠松牧場。主な勝ち鞍は2023年の山浦心則さん47年おつかれさま(一般C28)。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

8月19日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた3戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー42（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

10月16日、中2週で迎えた4戦目は、山浦心則さん47年おつかれさま（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャラハンテソーロを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、鳥原川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた7戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったルージュメアリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた8戦目は、将也・貴也ベストブラザー賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マックロスキーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアウグーリに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月16日、中3週で迎えた10戦目は、三河湖特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（8戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノライダーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月26日、中2週で迎えた12戦目は、うお座特別（名古屋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で友森翔太郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

4月22日、中3週で迎えた13戦目は、あすなろ杯（名古屋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で友森翔太郎騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で友森翔太郎騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったロブロイズハートにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。