スロクファクト（1989年生、母タケノダイヤ）

Suroku Fact

1989.04.11

スロクファクト（1989年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時10歳）と交配したタケノダイヤが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

7月19日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は420kg。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

8月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4歳（1993年）

5月1日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から36kg戻して迎えた3戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヒノデダイセツに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。