パーティーガール（2022年生、母ハッピーパーティー）

パーティーガール（2022年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パーティーガール」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時13歳）と交配したハッピーパーティーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。主な勝ち鞍は2025年の長谷賞(一般C2七八九)。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月21日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

11月17日、中1週で迎えた4戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

12月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長浜鴻緒騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3歳（2025年）

6月7日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長浜鴻緒騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月27日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

2025年8月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月15日、中9週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、長谷賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のシンキングモヒートを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月19日、中4週で迎えた10戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロールザボーンズに3馬身の差をつけて勝利をモノにする