ニホンピロクレバー（1984年生、母ニホンピロファーム）

ニホンピロクレバー（1984年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時12歳）と交配したニホンピロファームが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木節哉。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

服部正利厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月5日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

3月8日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。17頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のタマプリンセスに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

9月6日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。