メジロモデラート（2003年生、母メジロクロヒメ）

メジロモデラート（2003年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋音楽用語（軽快な速さ）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したメジロクロヒメが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺村、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

8月7日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は528kg。17頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタニノベリーニをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4歳（2007年）

7月29日、約23か月の休養明けで迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って15着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦1勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

5歳（2008年）

7月26日、約11か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。