ルミエールダムール（1994年生、母アローテーシヨン）

ルミエールダムール（1994年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時20歳）と交配したアローテーシヨンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は柳川秀美。戦績は、中央平地16戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月30日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったケイアイドンウルフに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月22日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったビッグモンローにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3歳（1997年）

1月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったミスアラレチャンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

3月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺薫彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺薫彦騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、テンザングラマーにクビ差交わされて1着待望の初白星を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

7月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は古川吉洋騎手（1戦1勝）。17頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた13戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた14戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。