ピコダイアル（2022年生、母パッション）

Piko Dial

2022.05.24

ピコダイアル（2022年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時17歳）と交配したパッションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大北牧場。主な勝ち鞍は2024年のローズデビュー。

経歴

デビュー前

山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2024年）

9月26日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のローズデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のパワーストロークに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るボルドーダゲールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3歳（2025年）

1月8日、中8週で迎えた3戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのニューイヤーカップ（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

2月26日、中6週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月3日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は本田正重騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のフロックススプリント（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。