ユキーナ（2003年生、母ユーワクイーン）

ユキーナ（2003年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「家族名より」。毛色は栗毛。種牡馬のダイタクヤマト（当時9歳）と交配したユーワクイーンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

8月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（2006年）

2月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリッカアリアラをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

2月25日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったナムラブームにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月26日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

9月2日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、6着に終わった。

4歳（2007年）

1月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

3月11日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/重）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。