キョウエイイメージ（1987年生、母キョウエイフィリス）

キョウエイイメージ（1987年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダンサーズイメージ（当時22歳）と交配したキョウエイフィリスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方24戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

山岡浩久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

3月3日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

6月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトロナダンサーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

7月29日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた6戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原隆明騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月29日、中7週で迎えた11戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1991年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、5歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた13戦目は、5歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイウイングに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオオトネワールドに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月12日、連闘で迎えた15戦目は、陽春特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた16戦目は、神楽坂特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、佐々木陸男騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木陸男騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラストモアから2馬身半差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木陸男騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木陸男騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木陸男騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月28日、中8週で迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木陸男騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木陸男騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクギヤラクシーから1馬身半差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木陸男騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた25戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月9日、中1週で迎えた30戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた31戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた32戦目は、ジューンカップ（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。