トラストエース（2004年生、母ビンヒーデル）

トラストエース（2004年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋一番」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時11歳）と交配したビンヒーデルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の一般C3三四。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月29日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

12月10日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2007年）

2月11日、中8週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月30日、中9週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5月1日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はレインハートと並んで1着同着となった。

6月20日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5歳（2009年）

1月31日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

3月22日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

5月16日、中7週で迎えた15戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。