ヒテツワールド（1996年生、母クスノシラギク）

Hitetsu World

1996.03.03

ヒテツワールド（1996年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホノブルボン（当時7歳）と交配したクスノシラギクが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

11月8日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

3歳（1999年）

1月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のシルクガーディアンをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

1月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月23日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、岩崎佳生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩崎佳生騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。