ベルモントリリック（2000年生、母ベルモントマリリン）

ベルモントリリック（2000年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋詩」。毛色は栗毛。種牡馬のビワタケヒデ（当時5歳）と交配したベルモントマリリンが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のトーセンオリオンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのマリーゴールド賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

3歳（2003年）

2月22日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

4月5日、中5週で迎えた4戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた5戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

9月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

10月11日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた8戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月9日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は谷中公一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。