シードオブハピネス（2011年生、母ケイティーズギフト）

シードオブハピネス（2011年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「幸せの種」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したケイティーズギフトが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

5歳のとき、ノーザンファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、日進牧場によって550.8万円で落札された。

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

12月15日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したグレナディアーズにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2014年）

1月13日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスアスクを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

2月8日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

7月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

10月12日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦1勝）。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

12月13日、中8週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

4歳（2015年）

2月8日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の日田特別（小倉芝1800m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に終わった。