エヌケーダイナー（1993年生、母ユキノアイドル）

エヌケーダイナー（1993年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時10歳）と交配したユキノアイドルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は1997年の一般C5ニ。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

4月27日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた4戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

9月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般C6 28（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったディアクリスタルから7馬身差の2着となった。

9月29日、中2週で迎えた7戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C6 27（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6 25（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトミキリコに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月20日、中5週で迎えた9戦目は、一般C6 24（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のジェネラルウイングに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月17日、中3週で迎えた10戦目は、一般C5 C6-21（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったディアクリスタルから2馬身差の2着に敗北した。

4歳（1997年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6 21（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノローマンからクビ差の2着に甘んじた。

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月15日、中4週で迎えた13戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヲ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトップロビンに8馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月21日、中6週で迎えた15戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったクボスターから1馬身差の2着に敗北した。

9月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた16戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C5リ（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5リ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったルードソロンから1馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカサトカップから5馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中3週で迎えた19戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカネシンウインドに7馬身の差をつけて4勝目をマークした。

12月17日、中3週で迎えた20戦目は、一般C5（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月26日、連闘で迎えた21戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1998年）

1月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。