ユーディキウム（2022年生、母ファイナルディシジョン）

ユーディキウム（2022年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「判決(ラテン語)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時14歳）と交配したファイナルディシジョンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月25日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

11月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3歳（2025年）

2月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシャンハイナイトを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

5月18日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

7月12日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

11月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。