シゲルテンビンザ（2010年生、母マイネリーベ）

シゲルテンビンザ（2010年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋てんびん座」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時11歳）と交配したマイネリーベが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はイワミ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、イワミ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって472.5万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2013年）

5月12日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

6月22日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた4戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のブルーキューピットに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったブラボーデジタルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月20日、中2週で迎えた8戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。