アンプールトゥ（2010年生、母ヘヴンリーギフト）

アンプールトゥ（2010年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「一人はみんなのために（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時13歳）と交配したヘヴンリーギフトが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

10月21日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた2戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2013年）

1月26日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚にキレが無く17着に終わった。

6月2日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村太一騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。