ライブリーエイト（2001年生、母ミナミノキャリー）

ライブリーエイト（2001年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時16歳）と交配したミナミノキャリーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ターフィー牧場。戦績は、地方18戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年のオクトーバーフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

長谷川茂厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2004年）

4月30日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は481kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレイスラブリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、コスモスタッドにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のミチノクウイザードを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたキョウエイバンタム決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ニシノアンティークに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸びで驀進したが、伸びてきたルプリーズ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月5日、中3週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオクトーバーフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のベルモントリンクルをアタマ差振り切って雨中の大激戦を制した。

10月22日、中1週で迎えた9戦目は、’04スパーキングナイターファイナル（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（8戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ダイナナキセキにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、大雄山特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（9戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4歳（2005年）

4月19日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、陽炎特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスフィーダに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、りゅう座特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた17戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

8月21日、中3週で迎えた18戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。