ミスターカチドキ（1996年生、母ストルワット）

ミスターカチドキ（1996年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時11歳）と交配したストルワットが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）セントラル・スタッド。戦績は、地方43戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、セントラル・スタッドから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

栗田武厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

8月27日、デビュー戦は郷間隆騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月23日、中9週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

3歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は郷間隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月8日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた12戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

9月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のバーニングサンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月30日、中6週で迎えた16戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかえで特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた17戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

4歳（2000年）

1月10日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた20戦目は、上杉昌宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上杉昌宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5月21日、中0週で迎えた24戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたセントラルテイオー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた26戦目は、南風特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月13日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（12戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシャインレオをハナ差振り切って2勝目を手中に収めた。

12月4日、中1週で迎えた30戦目は、冬日向特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた31戦目は、冬至特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスーパーニイガタに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2001年）

1月15日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた33戦目は、睦月特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた34戦目は、バレンタイン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた35戦目は、鷺宮特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3月25日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、杉並区特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月4日、中9週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた37戦目は、風待月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（11戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた38戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、南風特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

7月20日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小安和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小安和也騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた42戦目は、千代田区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小安和也騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2三（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小安和也騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。