ミヤノエンプレス（1987年生、母ホクトソブリン）

Miyano Empress

1987.05.18

ミヤノエンプレス（1987年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のシアトルエクスプレス（当時6歳）と交配したホクトソブリンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は菅野 勝男。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

11月11日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホリノワンダフルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスズタカハリケーンに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

3歳（1990年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、最後はイナドチェアマンと並んで4着同着となった。

1月27日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下の寒桜賞（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月6日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。