ウインエポナ（2009年生、母ウイングオブラック）

ウインエポナ（2009年1月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋馬の女神（ローマ神話）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時10歳）と交配したウイングオブラックが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の一般C24。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

11月19日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（2012年）

2月12日、中8週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

5月12日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月25日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったコトブキセンプウに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のスカイジュエルを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2013年）

1月1日、中1週で迎えた12戦目は、りゅう&ゆう初来場記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

1月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた15戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。