マイネシンデレラ（1998年生、母ケリーバッグ）

マイネシンデレラ（1998年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時14歳）と交配したケリーバッグが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地20戦1勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、明和牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」と「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は418kg。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るファーストバッハを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3歳（2001年）

3月31日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1800m 雪/重）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月24日、中2週で迎えた8戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた9戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

4歳（2002年）

2月9日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4月14日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた15戦目は、マルチレッグ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着を確保した。

6月2日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

6月22日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月4日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴来直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5歳（2003年）

3月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg絞って迎えた22戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた23戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。