イシノウェーブ（1997年生、母プラチナウェーブ）

イシノウェーブ（1997年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のIrish River（当時21歳）と交配したプラチナウェーブが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地14戦2勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

8月5日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワパトレに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の雲雀ケ原特別（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で二本柳壮騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミフジシンゴオーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月2日、中1週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の南総特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

4歳（2001年）

7月21日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

11月30日、中9週で迎えた15戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、七里ヶ浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の大晦日特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（2002年）

1月15日、中1週で迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた18戦目は、紅梅特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は甲斐年光騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。