カシマシャドウ（2010年生、母カシマトレジャー）

カシマシャドウ（2010年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋影」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時12歳）と交配したカシマトレジャーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月22日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモアンダルシアにアタマ差届かず2着となった。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。16着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた8戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3歳（2013年）

1月19日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

3月19日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた11戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のアンバー賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の浦佐特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた17戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の燕特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

10月19日、中6週で迎えた18戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月1日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。