キョウワアリスタ（2017年生、母キョウワマリア）

キョウワアリスタ（2017年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋植物の芒（のぎ）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時22歳）と交配したキョウワマリアが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は協和牧場。主な勝ち鞍は2020年の夜のウーマんチャンス(C2 32)。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

4月11日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

2020年4月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月24日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた3戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月22日、中6週で迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムーンパスアヤに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4歳（2021年）

1月24日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

3月7日、中5週で迎えた16戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。