ナムラキューティー（2004年生、母ナムラマリオン）

ナムラキューティー（2004年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋アニメ『キューティーハニー』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時10歳）と交配したナムラマリオンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤和明。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方30戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の名古屋チャレンジカップチェリー賞。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

8月6日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で懸命に走り抜いたが、ウルワシノハナに交わされて4馬身差の2着となった。

12月16日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

3歳（2007年）

2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエスジーコマンダーを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のイチエイジュンをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

6月17日、中9週で迎えた5戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

8月15日、中6週で迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（2008年）

1月4日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ペルネティアナに交わされて1馬身半差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月27日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた18戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C10 13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた19戦目は、友作君・詩乃さん結婚おめでとう（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に終わった。

10月8日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、一般C13（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゲキシンに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5歳（2009年）

4月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、牝馬限定の一般C12（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ケイウンブルームに交わされて2馬身差の2着となった。

4月29日、連闘で迎えた25戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（11戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマルイチリーヴァをアタマ差振り切って断トツの支持に応えた。

5月6日、連闘で迎えた26戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（12戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティムショールに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

9月17日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウイニングラッセンを半馬身振り切って5勝目をマークした。

10月2日、中1週で迎えた29戦目は、JBCカウントダウン32彼岸花特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月15日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた31戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた33戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（16戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた34戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（17戦3勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。