マルタカヴィグラス（2005年生、母ラッキーポピー）

マルタカヴィグラス（2005年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時9歳）と交配したラッキーポピーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島功典。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦3勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C14。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

7月12日、デビュー戦は小坂忠士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

9月26日、中5週で迎えた4戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月10日、中0週で迎えた7戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、祝!吉崎秀秋還暦記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、第14弾頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のルドルフキングに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2009年）

1月8日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた11戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた12戦目は、一般C17（笠松ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は高木健騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた13戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、ザク笠松出陣記念（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフォークシンガーを豪脚でハナ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

8月6日、中1週で迎えた14戦目は、郡上特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレイクヘリオスを次元の違う末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

10月11日、中7週で迎えた16戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

5歳（2010年）

2月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた17戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

6月5日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、騎手交流第六戦（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。