キングヘラクレス（1999年生、母アンバーテスコ）

King Herakles

1999.03.15

キングヘラクレス（1999年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時18歳）と交配したアンバーテスコが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 7戦1勝 [1-1-2-3/7]
• 総賞金 国内: 338万円
• 生年月日: 1999年3月15日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 浜村恵 浦和
• 馬主: ライフエンタープライズ（株）
• 生産者: （有）パラダイス・ファーム
• 抹消情報: 地方：2003年10月1日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身半

ベストレース

• レース名: 2歳
• 日付/馬齢: 2001年12月31日/2歳
• コース: 川崎ダート1400m 左
• 着順: 1着
• 人気: 3番人気
• 馬番/頭数: 12番/12頭
• 天候: 晴 7.9℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/標準
• レースラップ: 平均=13.0/ラスト=13.3
• レースペース: スロー
• 通過順位: 3
• 馬体重 増減: 495kg -3
• 出走間隔: 中3週
• 騎手 斤量: 石崎隆之 53.0kg

血統

概要

母のアンバーテスコは地方15戦2勝。祖母のホースメンセレーヌは中央平地5戦1勝2着1回。曾祖母のロロプロスは中央平地7戦0勝2着1回。父のシンボリルドルフは中央G1・7勝（中山芝[3勝],京都芝[2勝],東京芝[2勝]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	5*6*7*7×7*7*7*7	9.37%
き	Heldifann＝Durban	6*7*7×7	3.9%
牡	Hyperion	6*7×5*6*7	7.81%
牡	Tourbillon	6*6×6	4.68%
牡	Blandford	6*7*7×7	3.9%
牡	Nearco	6×6*6*7*7	6.25%
牡	Gainsborough	7*7×6*7	3.9%
牡	Chaucer	7×7	1.56%
牡	Teddy	7×7	1.56%
牡	Solario	7×7	1.56%
牡S	Son-in-Law	7*7	1.56%
牡M	Nasrullah	5*6	4.68%
牡M	Bull Lea	6*6	3.12%
牡M	Mahmoud	7*7	1.56%
牝	Lavendula	6×6	3.12%
牝	Mumtaz Begum	7×6*7	3.12%
牝	Mumtaz Mahal	7×7	1.56%
牝	Sweet Lavender	7×7*7	2.34%
牝M	Lady Angela	5*6	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 パーソロン 1960 （IRE）		Milesian 1953 （GB）	My Babu	Djebel
				Perfume
			Oatflake	Coup de Lyon
				Avena
		Paleo 1953 （FR）	Pharis	Pharos
				Carissima
父 シンボリルドルフ 1981 （JPN）			Calonice	Abjer
				Coronis
		スピードシンボリ 1963 （JPN）	ロイヤルチヤレンヂヤー	Royal Charger
				Skerweather
父の母 スイートルナ 1972 （JPN）			スイートイン	ライジングライト
				フイーナー
		ダンスタイム 1957 （IRE）	Palestine	Fair Trial
				Una
			Samaritaine	Maravedis
				Sarita
母の父 アンバーシャダイ 1977 （JPN）		ノーザンテースト 1971 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Lady Victoria	Victoria Park
				Lady Angela
		クリアアンバー 1967 （USA）	Ambiopoise	Ambiorix
				Bull Poise
母 アンバーテスコ 1989 （JPN）			One Clear Call	Gallant Man
				Europa
		テスコボーイ 1963 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
母の母 ホースメンセレーヌ 1972 （JPN）			Suncourt	Hyperion
				Inquisition
		ロロプロス 1967 （JPN）	ダイハード	Never Say Die
				Mixed Blessing
			ライジングモア	ライジングフレーム
				シラヨシ

血統分類

• サイアーライン: パーソロン系
• ファミリーナンバー: 1-w

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2002/03/12 大井	ダ1590m 良 晴	菜の花特別	トートカッパドキヤ 1.8	10 / 14	4枠 6番	張田京	54kg		7人	10-10-11-12	39.6 / 39.9	500	0
2002/02/05 浦和	ダ1400m 稍 雨	ツインエース特別	カネサロッチ 0.2	3 / 12	8枠 12番	石崎隆之	54kg		3人	2-2-2-2	38.4 / 37.3	500	-2
2002/01/15 浦和	ダ1400m 良 晴	3歳	アカネブライアン 2.9	11 / 12	4枠 4番	石崎隆之	54kg		2人	6-5-7-11	42.4 / 37.5	502	+7
2001/12/31 川崎	ダ1400m 良 晴	2歳	(タカミプレスト) -0.3	1 / 12	8枠 12番	石崎隆之	53kg		3人	3	40.1	495	-3
2001/12/04 浦和	ダ1400m 重 曇	2歳	アサヒタートル 0.3	3 / 9	8枠 9番	張田京	53kg		1人	2-2-3-2	39.2 / 38.6	498	-6
2001/11/07 浦和	ダ1400m 稍 晴	2歳	ワールドペガサス 2.0	8 / 11	7枠 8番	的場文男	53kg		2人	11-11-11-7	39.1 / 38.7	504	+2
2001/09/07 浦和	ダ800m 良 曇	2歳	タカオスキャン 1.2	2 / 8	4枠 4番	石崎隆之	53kg		2人	2-2	37.4 / 36.1	502	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パラダイスファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

浜村恵厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2001年）

9月7日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったタカオスキャンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中8週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のタカミプレストに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2002年）

1月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。