ミヤコタイガー（2003年生、母ゴールデンショット）

ミヤコタイガー（2003年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋虎」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時14歳）と交配したゴールデンショットが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）明成牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

9月17日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

10月23日、中4週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

3歳（2006年）

1月14日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4月2日、中4週で迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったアースクリスハーンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

8月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のウインレボルシオンを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月17日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は塚田祥雄騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、4着に入った。

4歳（2007年）

4月29日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚田祥雄騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

6月30日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下のいわき特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

10月28日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に敗れた。

12月2日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。