エイシンジョーカー（2016年生、母キャントンガール）

エイシンジョーカー（2016年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋道化師」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時15歳）と交配したキャントンガールが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2019年のオッズパーク杯 B特選。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月19日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3歳（2019年）

1月31日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月11日、中7週で迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグットランに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月9日、連闘で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトレンディダームに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月16日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦のオッズパーク杯 B特選（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るグットランを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、カトリーヌレーヴにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月9日、連闘で迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアンクルロイヤルに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

8月20日、中5週で迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の谷津干潟特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた14戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎真騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

12月23日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（2020年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、一般C3ウ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

2月18日、中4週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた18戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、一般C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3月25日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた19戦目は、一般C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

4月2日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた20戦目は、一般C3三四（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた21戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は見越彬央騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3三四（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は中島良美騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったケイティーガザミに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月13日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島良美騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

9月1日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

11月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。