トモトモリバー（2013年生、母ローズエンジェル）

トモトモリバー（2013年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「友＋共＋川。友達が沢山できて共に幸せに」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時12歳）と交配したローズエンジェルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、中央平地13戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

10月12日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったウィズエモーションに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のピントゥリッキオに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2016年）

1月30日、中9週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したオーシャンビューを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したカネノイロにハナ差届かず2着に惜敗した。

3月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、伸びてきたノーモアゲーム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロージーサンセットに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

8月28日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（7戦2勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月10日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の西湖特別（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（8戦2勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（9戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

4歳（2017年）

3月12日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（10戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、最後はミスキララと並んで5着同着となった。

4月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（11戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。