エベット（1997年生、母アンダーシンゲキ）

経歴

デビュー前

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1999年）

6月21日、デビュー戦は湯浅淳一騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のリトルジャイアンツに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

3歳（2000年）

5月19日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の乙女ゆり特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

4歳（2001年）

4月17日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（6戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のキングスプレートに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8月9日、中3週で迎えた13戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、潮風特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、千代田区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（10戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなりのスローペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のタイフウサクセスに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。