フジミソレント（1995年生、母アッパー）

Fujimi Sorrento

1995.03.26

フジミソレント（1995年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したアッパーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

2月1日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のブルーパラディンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月28日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4歳（1999年）

3月7日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

4月11日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

11月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり最後はピーチパールと並んで7着同着となった。

12月8日、中2週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2000年）

1月5日、中3週で迎えた8戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた10戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。