ウェイヴアナリシス（2018年生、母ウェイヴランナー）

ウェイヴアナリシス（2018年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「波形解析」。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時15歳）と交配したウェイヴランナーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2021年のドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月20日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

12月20日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3歳（2021年）

2月28日、中9週で迎えた3戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

4月10日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヤエノツバメをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したシゲルシュニンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の紫蘭賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったボニートに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のSAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で金山昇馬騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったムーンリバーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中3週で迎えた12戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のSAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったメジャーステージに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るレディクルシマを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月23日、中3週で迎えた15戦目は、コンバット満・田中菜津美ただいまYouTube生配信中!（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2022年）

3月8日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた18戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、春風特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた19戦目は、かに座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた20戦目は、ケンタウルス座特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、しし座特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山田義貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジャポネスクに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月24日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は中山蓮王騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた25戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。