ジャスマン（2022年生、母ディアユリアザミ）

ジャスマン（2022年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ジャスミン(仏)。花言葉は愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドシップ（当時13歳）と交配したディアユリアザミが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2025年の静内産米「万馬券」特別(一般C32 C41)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ディアレストクラブから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、LDSによって1,980万円で落札された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月27日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい18着に終わった。

3歳（2025年）

3月1日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

4月19日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡育也騎手（3戦0勝）。17頭立ての9番人気で大外17番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

7月20日、中7週で迎えた6戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、静内ライオンズクラブ賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ファーストドラゴンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた10戦目は、グランシャリオドリーム68（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったジンガブリッツにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

10月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、静内産米「万馬券」特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るドバイミッションを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、全道PKグランプリ賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアナベルケイツーを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。