イノセントライム（1994年生、母スズカライム）

イノセントライム（1994年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフオテイテン（当時10歳）と交配したスズカライムが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）高山牧場。戦績は、地方29戦9勝2着4回。1997年の新潟皐月賞(地方重賞)に勝利した他、1997年の東北優駿（東北ダービー）(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村岡洋厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1996年）

9月18日、デビュー戦は阿部正義騎手を鞍上に据えて、馬体重は448kg。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた3戦目は、3歳C5（三条ダート700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネノウチュウから1馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C3（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンヒリュウオーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、鞍上は5戦連続で阿部正義騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月30日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B3（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のケンオープリンスをアタマ差制して2勝目をゲットした。

12月29日、中3週で迎えた7戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（1997年）

4月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカガミナデシコに6馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4月12日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の桜花特別（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマタケパークに約14馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の新潟皐月賞（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンホースに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月8日、中4週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の新潟ダービー（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の東北優駿（東北ダービー）（新潟(地)ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（4戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月15日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正治騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズヒーローに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月13日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、加治川特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正治騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズヒーローに2馬身半の差をつけて7勝目を収める

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、朝日岳特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正治騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーハートから2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の青山記念（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正治騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺正治騎手（9戦5勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、春日山特別（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺正治騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドキングに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1998年）

6月2日、約6か月半の休養明けで迎えた19戦目は、下越特別（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺正治騎手（11戦6勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた20戦目は、あじさい特別（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺正治騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンブラボーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月11日、中1週で迎えた21戦目は、赤倉特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺正治騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーピナクルから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中4週で迎えた22戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の三条記念（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、朝日岳特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた24戦目は、神無月特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞の新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1999年）

5月5日、約6か月の休み明けで迎えた26戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般B1（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターパレードから4馬身差の2着となった。

6月1日、中3週で迎えた27戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた28戦目は、水無月特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた29戦目は、清流特別（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。