マダムショコラ（2008年生、母クリノヨリリン）

マダムショコラ（2008年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「チョコレート婦人（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアエミネム（当時10歳）と交配したクリノヨリリンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は2010年の2歳。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

6月20日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

9月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月19日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦の名古屋2歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたローズフライト決め手に屈してアタマ差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったカミノネガイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカミノネガイを自慢の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

12月10日、連闘で迎えた10戦目は、2歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた11戦目は、2歳（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゼニスパワーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったアポインホープに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

1月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の白鳥特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で持原大志騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で持原大志騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦のおしどり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で持原大志騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で持原大志騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったジーエスデニーロに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で持原大志騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた20戦目は、3歳戦の小澤嘉尚結婚します記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は持原大志騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったゼニスパワーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月28日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦の海猫特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた23戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の礼諸&真弓いつまでも一緒記念（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた25戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月10日、中1週で迎えた26戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた28戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた29戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップドリアン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた30戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月5日、連闘で迎えた31戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた32戦目は、3歳戦のコノハズク特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた33戦目は、3歳戦のほととぎす特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（15戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた34戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた35戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（17戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月17日、中1週で迎えた36戦目は、3歳戦の新井紀子結婚記念マンダリン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（18戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、最後はスズカアクシオと並んで3着同着となった。

11月4日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（19戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で持原大志騎手（20戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた39戦目は、なごやの米・陽娘カップ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で持原大志騎手（21戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4歳（2012年）

5月3日、約5か月の休み明けで迎えた40戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ユキノアメリカンに半馬身交わされて2着となった。

5月17日、中1週で迎えた41戦目は、坪内陽介&真希子結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（22戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた42戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月21日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた43戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。